去年の3月から、苦しい思いをここに吐き出してきた
死ぬことはなかったが、何も変わらなかった
この一年、必死にオラなりにキャバクラに通い、
働いた金をひなやありさ、ちなつ、あみに使って来た
デートからの同伴はしたが、告白してもはぶらかされ
結局恋愛はできなかった
キスは騙しのキスだったのだ
オラは何のために働き、金を使ってきたのだろう
去年の誕生日は一人ワンルームのボロアパートでカップ麺と缶ビールだったから、今年の誕生日こそ誰かに祝ってもらいたいと希望を抱き、キャバクラに金を使うことを生き甲斐に生きてきた
それがオラの生き様だった
しかし、結局今年も一人で過ごすだろう
何も変わらなかった
オラはもう、すでに死んでいる