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📖 創作・携帯小説


No.2119118
#169
桜も散りかけた頃合いの季節。

ツレと二人でバス釣りに訪れたダム湖、沿道から下った斜面で女の子が1人、雑木に身を隠すように潜んでいた。


事情を訊ねれば、逃走中のアンパンガールだった。

女の子のコードネームは
《New JC One》


ケーサツの目からは逃れられたももの、
斜面を滑り降りて止まれず、全身水に浸かったらしい。


女の子の服装は、トレーナーにデニパン、生足スニーカー。

俺が見つけた時は、セミロングのストレートな黒髪も、ウェット半乾き状態だった。


アンパングループ内で女の子の知り合いは一人だけ、それも散り散りに逃走して、女の子独り置き去りにされた様子。


ケータイも水没して使えず、土地勘もなく途方にくれていた女の子。


最寄りの街まで送ってやるからと、ツレが借りて来てたレンタカーに女の子を乗せる事に。


ダム湖沿道入り口辺りで、まだケーサツが張り込んでた感じだったので、念のため、女の子を後部座席下部に潜ませ、フロートチューブやらの荷物で覆って隠したが、全て不要で難なく通過。

そして、そのままラブホへ向かった。


口数の少ない女の子でしたが、車中に会話。

親には友達の家に宿泊すると言ってオール中、SNSでの知り合いのアンパン集合に誘われて、早朝よりダム湖。

ダム畔の廃屋で屯ってラリってたのを通報されたか、パト到来で逃走し、冒頭に記したように逃げ隠れ、帰る術なく俺達にすがり捕獲。


何だかんだで正午前にラブホに到着。


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