ソフトバンクは3軍まで置き育成と補強を合わせて揺るぎない高いレベルのチームを作り上げた。西武はようやく本気で弱点だった投手力を強化すべく育成選手の大量指名をしている。ロッテはレアードの加入で弱点だった長打力を補った。平沢、W佐々木、安田、藤原ら将来のチームの柱となる選手の才能開花に全力を尽くすだろう。日本ハムは元より数年先を見越して計画的にチームを作っているチーム。チームの立て直しもすでに心得ているだろう。オリックスは主力の大量流出で今度こそ目が覚めたようだ。目先の勝利にばかりとらわれずに数年先を見越してのチーム作りに着手し始めた。長期低迷にも関わらず高校生中心のドラフト指名がそれを物語っている。名将平石前監督を解任し二軍監督で育成出来なかった新監督はGMのかわいい後輩。そのGMはオーナーのお気に入り。チーム作りには時には耳の痛いことをフロントに言う現場監督が必要だ。楽天だけが混パの置き去りにされようとしている。これから5チームによる混戦パリーグが楽しみになりそうだ。
