熊本市で新たなクラスター２例 新型コロナ、新規感染は６０人
5/1(土) 21:03 Yahoo!ニュース 62
（写真：熊本日日新聞）
熊本県と熊本市は１日、新たに６０人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。市は東区の９０代女性の死亡を公表。県内感染者の死亡は計７９人となった。中央区新市街の飲食店２店舗でそれぞれ新たなクラスター（感染者集団）が発生したことも明らかにした。
新たなクラスターは、バー「Ｂａｎｃｈｅｔｔｏ（バンケット）」で１０～４０代の従業員と客計８人、クラブ「ＡＴＥＬＩＥＲ ｋｕｍａｍｏｔｏ（アトリエ クマモト）」で２０～３０代の従業員５人の感染が判明した。県内のクラスターは計５４例となる。東区の特別養護老人ホーム「ヴィラ・ながみね」のクラスターは１人増え、１９人になった。
新規感染者６０人は、熊本市４２人▽玉名市５人▽荒尾市３人▽大津町２人▽八代市、人吉市、山鹿市、菊池市、阿蘇市、天草市、合志市、御船町各１人。年代別は、２０代１５人▽３０代１４人▽１０代８人▽４０代７人▽６０代５人▽５０代、７０代各４人▽１０歳未満３人。県内の新規確認は累計４２０９人（うち熊本市２２２９人）となった。
テレビ熊本は１日、飲食店で社員５人が会食し、全員の陽性が判明したと発表。熊本市は東区役所の福祉課職員１人、県警は牛深署の警察官１人の感染確認を公表した。
４月３０日時点の療養者は前日比１４人増の４６７人。内訳は入院２１４人（重症１２、中等症９３、軽症９５、無症状１０、確認中４）、宿泊療養１２０人、自宅療養８２人、入院調整中２９人、宿泊療養調整中２２人だった。１日時点の病床使用率は前日比０・２ポイント増の４２・６％。（潮崎知博、山口尚久）
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