鹿児島市の職員が、別の市役所を名乗るうその電話に騙され、個人情報を漏えいしました。
個人情報の漏えいがあったのは、鹿児島市市民税課です。１２日昼前、ある市役所の職員を名乗る人物から、鹿児島市内に住む世帯について、「課税権の有無を確認したい」と市民税課に電話がありました。
電話の相手が、問い合わせのあった世帯の子どもの住所や生年月日を知っていたことから、市民税課の職員は、世帯主の氏名や世帯人数、居住年数など、１世帯２人の個人情報を伝えてしまったということです。
しかしその後、電話の相手が名乗った市役所に確認したところ、該当する職員は存在していないことが分かり、漏えいが発覚しました。
市民税課は被害者を訪問し謝罪したほか、警察に相談して、自宅周辺のパトロールを依頼したということです。普段は問い合わせの電話には折り返して回答しているということですが、今回は、その場で回答してしまったとしています。
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