鹿児島市電 ２７日、２８日は減便 運転士にインフル感染拡大
鹿児島市電の運転士１２人がインフルエンザに感染したため、２７日と２８日は便数を減らして運行されます。これについて鹿児島市の下鶴隆央市長は２６日の定例会見で「申し訳ない」と陳謝したうえで「やむを得ない措置」と理解を求めました。
鹿児島市・下鶴市長
「人の移動が多くなる時期に不便をかけ、申し訳ないと思っている」
鹿児島市交通局によりますと、２６日までに運転士９５人のうち、１２人がインフルエンザに感染し、さらに４人が発熱などで休んでいるため、平日ダイヤの体制を維持するのが難しくなったいうことです。
このため２７日と２８日は、平日の６５６便から、土曜ダイヤの５５３便に減便して、運行の間隔も４分から７分が６分から８分になります。
２６日の定例会見で下鶴市長は、感染対策はしているものの、周囲への広がりも懸念されるとして、減便への理解を求めました。
鹿児島市・下鶴隆央市長
「基本的な感染症対策を講じているがさらに意識を高めて取り組みたい」
鹿児島市交通局では、今後の感染状況によっては、減便期間を延長する可能性があり、電停やホームページで情報提供するとしています。
12/26(火) 19:52配信
鹿児島ニュースＫＴＳ
