既に劇場公演強化への手は打たれた。東京ドーム公演の際に発表されたチーム編成替え。これまでの4チームを3チームに減らすことで、劇場公演に出られないメンバーを生み、自然と競争原理が働くようにする。
「今回の組閣で、劇場公演ががらりと変わると思う」と戸賀崎氏はその効果に期待する。
もう一つの活性化策が握手会の見直しだ。握手会も劇場公演と同じように「会いに行けるアイドル」の具現化の大切な要素。8日に岩手県滝沢村で行われた握手会では「握手会の女王」とも言われる柏木由紀(21)と「次世代のエース候補」の島崎遥香(18)が同じレーンに入ってファンと握手する光景が見られた。
戸賀崎氏は「実験的に“師弟関係”をつくってみた。ファンと丁寧に握手していけば1年後の結果が違ってくる。島崎には柏木を見習ってほしい」と明かす。
劇場公演と握手会の充実。戸賀崎氏は「AKBの第2幕に期待してください」と語り、原点からの再スタートを強調した。