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🚃 鉄道・電車


No.3444629
合計:
#17
この機関車は「8620型」という形式。
1914年から実に600両以上が製造された大正期を代表する国産機関車です。それまでの日本の機関車は輸入機関車が主だったのですが、この8620型によって、同時期に造られた貨物用の9600型とともに日本は蒸気機関車の国産化を完成させたといっていいでしょう。
愛称は「ハチロク」。

この機関車番号の振り方
ハチロクの第一号機は「8620」号機で、二号機は「8621」そうやって番号を振っていくと80番目に「8699」となり、じゃ次は「8700」になるのか?というとそういうわけではなくて(「8700型」という機関車は別に存在しましたから)、81番目の機関車番号は「18620」となります。
「99」の次は数字が百の位に繰り上がるのですが、その百の位の数字は「86」の前の五桁目に計上されるんですね。しかも下二桁の数字は20が最小。通常なら「00」に相当するのが「20」というわけ。ちょっと変わった「80進法」なんですよ。この機関車があくまで「8620型」であり「8600型」ではない、ということの表れです。
ですから、この58654号機は8620型の435番目の機関車(80×5+1+54-20)ということになります。
どうです?アタマこんがらがるでしょ?
貨物用の9600型の場合は形式名に「20」なんて端数がないんで、素直に100ずつ繰り上がるんでわかりやすいんですけどね。

MIKANのねこブログより


[ 匿名さん ]
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