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🕌 宗教総合


No.10157203
#6
サド侯爵(マルキ・ド・サド)というと、「変態」というイメージ一色で見られてしまっている。

フランス革命期、ギロチン処刑を辛くも免れたが、入牢を繰り返しつつ生涯を終えた。
キリスト教会の偽善を暴き科学的な世界観を広める近代思想史の流れに属する。

従順な女性が虐待される描写がしつこすぎるとすれば病的と言われても仕方ない。

お人好しが散々な目に遭うという筋書きはサドの青年期に出たヴォルテールの
「カンディード」に影響されたと思われる。

遡って、ルネサンス期のマキァヴェッリが、政治上の問題は「神」や道徳によって
ではなく実力によって決着することを述べ、近代政治学の祖と呼ばれている。


[ 匿名さん ]
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