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No.2564382
#95
<熊本・大学生誘拐殺人事件>
 1987年9月14日、T(21)は知人3人と共謀し、熊本県玉名市内をドライブ中だった小学校時代の同級生で資産家の長男の大学生(当時21)とその女友達を誘い出して拉致。同市内の山中にある廃材捨て場に連れ出し、空き瓶やコンクリートブロックで殴るなどして殺した。さらにこの大学生が生存しているように装って、父親に身代金5000万円を要求した。また女友達を12日間、ホテルなどに監禁、強姦した。
 熊本県警は、9月25日、連れ回されていた女友達を保護し、Tを除く3人を逮捕。その後Tは出頭し、逮捕された。
 裁判で共犯3人は、Tが主犯であると主張。Tは責任の押しつけと反論したが、1988年3月30日、熊本地裁で一審死刑判決。知人3人はそれぞれ無期懲役、懲役20年、懲役18年が言い渡され、そのまま確定した。福岡高裁の公判で、共犯2名は責任を押しつけたと認めたが、1991年3月26日、控訴棄却。
 最高裁に上告中の1997年12月下旬、Tは仲良くなった拘置所看守(懲戒免職)から金切りノコ、現金などを入手。鉄格子を切断して脱走しようとしたが、切断する音を別の職員に見付けられ発覚。親に会いたかった、一度会ったら帰るつもりだったと供述。看守は逃走援助未遂で実刑判決を受けた。また、福岡拘置所所長が調査の成り行きを気にし、勤務中に刃物で自分の胸を数回刺した。その後病院に運ばれて応急処置を受けたが、病院の五階から飛び降りて自殺した。また、監督責任を問われた当時の同拘置所処遇部長を訓告にするなど、職員計12人が減給や戒告、厳重注意などの処分にされた。Tは加重逃走未遂容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった。
 1998年4月23日、最高裁で死刑確定。2002年9月18日、死刑執行、36歳没。


[ 匿名さん ]
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