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😷 熊本新型コロナ・感染症


No.9088691
#153
経済学が示す「コロナ感染」への有効な防止策

高卒者の行動は感染者数増加でもほとんど変わらず

大卒者は、感染者数の増加とともに、会話人数や公共交通機関の利用を著しく減少させていた。これに対し、高卒者の行動は
感染者数が増加してもほとんど変わらなかった。このほか、女性と比べて男性は外食頻度を減らさない傾向があった。

このような傾向は、専門家会議のメンバーでもある東京大学・武藤香織教授らの研究結果でも指摘されている。武藤教授らは
われわれと同じく3月末にオンライン・アンケートを実施し、低所得者ほど「3密」の状況を回避できていないことを発見した。

検証した8つの可能性の中で最もわれわれのデータと整合的だったのは、高卒者は感染リスクに対する情報量や予想感染リスク
が低く、これがソーシャル・ディスタンス行動の障害となっているという解釈であった。高卒者と比べて大卒者はニュースや新聞を
確認する頻度も多く、われわれのアンケートにおける「新型コロナウイルスが、自分に直接関係のある問題だと感じますか?」と
いう質問に対しても「強く感じる」と回答する傾向があった。

また、「現時点で、日本で新型コロナウイルスに感染している実際の人数はどれくらいだと思いますか?」という質問に対しても、
大卒者の予想人数は高卒者より顕著に多かった。さらに、そのような予想をする人々ほど、対面での会話や外食を自粛していた。
このほか、学歴間での所得格差がソーシャル・ディスタンス格差を生み出している可能性を示唆する結果も得られた。


[ 匿名さん ]
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