看護師に強制性交疑い、医師会元職員を不起訴 鹿児島地検、理由は明らかにせず
女性看護師に同意なく性的な行為をしたとして、強制性交の疑いで書類送検された鹿児島県医師会元職員の男性について、鹿児島地検は４日までに不起訴処分とした。昨年１２月２２日付。理由は明らかにしていない。
告訴状などによると、女性は２０２１年８月、県が医師会に業務委託した新型コロナウイルス宿泊療養施設に派遣された。翌９月に施設内で男性から複数回、性的暴行を受けたとしている。
女性が２２年に県警へ告訴状を提出。男性は昨年６月、書類送検されていた。
県医師会は調査委員会を設置し、「客観的証拠を総合的に検討し、（性的行為は）合意に基づくものと判断した」との見解を示していた。男性は懲戒処分となり、２２年１０月末に依願退職した。
1/5(金) 6:39配信
南日本新聞
