爆サイ.com 南部九州版

🚓 警察


No.10340568
#607
戦争が終わって60年 ――「安全・安心まちづくり」とは何か:
第5回集会2005年10月15日
清水雅彦(明治大学講師・憲法学)

> では、具体的にはどういう取り組みがあるのか。一般的には自治会・町内会を活用したパトロール隊です。最近では京都の「平安レディース」など女性の活用や、「ポラリス宮城」というのは大学生を少年非行対策でパトロールさせるものがあります。ポラリスという名前は、発案した人が「冬のソナタ」のファンで、ポラリス=北極星がいいというので付けた名前らしいんですけれども。すなわち警察の手先を増やすと同時に、それにかかわる大学生の規範意識を高めるという、2つのメリットがあるわけです。
 警察は発想豊かだなと感心するんですけれども、バレーをやっている人たちからなる「クライムアタック隊」、クライムは犯罪ですね。あと愛犬家の「わんわんパトロール」、自転車通学の女子学生などを使った「りんりんパトロール」等ですね。

> こういう人たちは、「不審者」に対しては「見知らぬ人への声かけ」をします。例えばつくば中央署・北署では郵便配達員と消防団員を「犯罪通報110番人」に任命しまして、その人たちは名刺を持っていて、「不審者」がいたら名刺を渡したり声をかけるんですね。私はドライブとかツーリングが好きですから、どこか地方に行って、ここは何もなくて気持ちがいいなとたたずんでいると、「あなた誰ですか」と声をかけられて、きちんと対応しなかったら110番通報される。安心してあちこち旅行ができなくなるかもしれない。そういうことです。
 警察と教育機関の連携では、幼稚園児に対しては「ちびっこ警察隊」や「チビッコ警察官」、幼稚園児に制服を着させてパトロールやチラシ配りをさせる。これ自体は直接の犯罪解決法じゃないんですけれども、例えば秋田臨港署では幼稚園児が「夜遊びはすべての非行の元」というチラシを少年に配っているんですね。夜遊びがすべての非行の元とは、まったく科学的ではないんですけれども。


[ 匿名さん ]
TOP