宮城県「緊急事態宣言の可能性も」新型コロナ３３人の感染確認 名取市のスナックは店名公表
宮城県内では１１月１１日、新たに仙台市で２１人など合わせて３３人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
感染が確認されたのは、仙台市で２１人、名取市で８人、岩沼市、塩釜市、大崎市、山元町で１人ずつの合わせて３３人です。
このうち、仙台市の５人と名取市の４人が訪れていた、名取市の「スナック羅舞（らぶ）」について、県は、ほかの利用者の特定ができないとして、店の名前を公表しました。
このスナックを１０月３１日から１１月７日まで利用した人を対象に、コールセンターに連絡するよう呼びかけています。
電話番号：０２２−２１１−２８８２ ０２２−２１１−３８８３(２４時間対応)
また、太白区にある老人ホーム「ネクサスコート愛宕」では、職員１人と８０代と９０代の入居者９人の感染が確認されました。この１０人は１度「陰性」の判定が出ていましたが、再検査の結果、「陽性」が判明したということです。この老人ホームでの感染者は、合わせて４４人となりました。
県保健福祉部 伊藤哲也 部長
「このような多数の患者の発生状況が続くと緊急事態宣言の検討もしなくてはならなくなる。県民の皆さんにおいては最大限の注意をして欲しい」
宮城県内では、１１日の時点で、６８人が入院していて、病床の占有率は７５．６％。そのうち４人が重症だということです。
