「迷わず110番を」性風俗店やキャバクラのスカウト行為撲滅へ 県警が歓楽街をパトロール〈仙台市〉
路上での性風俗店のスカウトなどの迷惑行為をなくすため、警察と仙台市は20日、市内の歓楽街で合同パトロールを行いました。
警察や仙台市の職員などおよそ10人は、午後5時ごろから青葉区一番町など仙台市中心部の路上でスカウト行為の禁止などを呼びかけるパトロールにあたりました。
県は迷惑行為防止条例で、公共の場所での性風俗店などの客引きや、従業員になるよう勧誘するスカウト行為を禁止しています。
警察によりますと、県内では2023年、「キャバクラでの勤務をしつこく誘われた」などのスカウトに関する被害の相談が多数寄せられたということです。
宮城県警本部 生活安全企画課 及川犯罪抑止指導官
「スカウト行為は違反です。もしも声をかけられた際はちゅうちょすることなく110番通報してください」
県内では2024年に入り、客引き行為の指示役や、女性客に性風俗店の仕事を紹介したホストクラブの関係者が逮捕されるなど、悪質な客引きやスカウトが問題となっています。
警察は、取り締まりをさらに強化していく方針です。
[ 匿名さん
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