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No.10737930
#431
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原作者激怒のデマ

 マンガの作者は、基本的にメディアに露出する機会が多くありません。そのためファンのあいだではウワサ話が広がりやすく、根も葉もないガセネタが真実のように語られてしまうこともありました。今回は、本人にはっきり否定された「デマ」の数々を振り返ってみましょう。

 代表的なものが、『うる星やつら』の作者である大御所漫画家・高橋留美子先生と、アニメ業界のレジェンド・押井守監督の不仲説です。1984年に押井監督が手掛けた映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を発端として、そのウワサが広まりました。
 同作はのちに『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』や、『イノセンス』を生み出す押井監督の出世作として知られており、その難解な作風の萌芽が見られます。「学園祭の前日」が幾度となく繰り返され、次第に日常が崩壊していくという『うる星やつら』らしからぬシリアスな内容でした。
 いわゆる「ループもの」の先駆け的な作品であり、押井監督による独自の世界観やストーリーの構成が高い評価を受けましたが、原作と比べると各キャラクターの言動や行動に不自然な点も目立っています。そのため高橋先生も、書籍『高橋留美子の優しい世界』のなかで「(『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は)押井さんの『うる星やつら』です」などとコメントしていました。

 そんな発言も相まって、両者の不仲が長年にわたってささやかれるようになりましたが、どうやら真相は異なるようです。実は「週刊少年サンデー」2020年44号に掲載されたインタビューで、高橋先生自ら不仲説に言及しており、「不仲説、ずっとありますよね(笑)否定してるんですけどねぇ」などと否定していました。

 また2022年5月には、高橋先生と縁のある漫画家・椎名高志先生が自身のX(旧Twitter)上に、この件で投稿しています。
「(高橋先生は)『これは自分とはあまり関係無い、監督の作品ですね』とは言った」と前置きしつつ、「『でも面白い!」とも言ってらした、別に怒ったりはしてない、と繰り返し述べておく」と証言した


[ 匿名さん ]
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