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まず精神障がい者の方が危険だということは偏見だ。統計資料を調べていただければ分かるが、近年の健常者のうちの犯罪検挙者の割合と精神障がい者の方のうちの犯罪検挙者の割合を比べてみると、健常者のうちの犯罪検挙者の割合のほうが常に高い状態にあることが立証されている。精神障がい者は犯罪検挙率が低いのだ。
また憲法３１条には「すべての人は法律に定められている手続のよらなければ、生命や自由を奪われたり、その他の刑罰を科されたりしない」という権利が定められていること。また憲法第３４条には「すべての人は、理由をすぐに伝えられ、すぐに弁護人を依頼する権利を与えられなければ、警察など国の権力によって拘束されない。また、誰でも正当な理由がなければ、長い期間国の権力によって拘束されることはなく、要求があれば、その理由はすぐに本人と弁護人の出席する公開の法廷で説明されなければならない」と定められており、措置入院という警察がなんの絵続きもせず、弁護人もなし、精神科病棟で長い間拘束するというのは、憲法違反で大変な人権侵害と言わざるを得ない。このような措置入院という法の抜け穴制度は即刻廃止すべきだ。
