>>1
> 「あると言えばある、無いと言えば無い。あると信じて願うまことに見えてくる利益が神の姿や」
「願うという事、願うまことという事」それが、おやさまの教えられた究極の一点である。
一方、おやさまは、神が人に与えたいというものについて、多くを語られている。
人間への神からのさづけものについて語られている話題の、中心であり、その、最も基本的なものが「甘露」である。
「あしきを払うてたすけ急き込む、いちれつすます甘露台」が、先に教えられたおつとめの中の一説であり、
それは「後に、一列すまして甘露台」と、変更されているとされる。
おつとめの手振りで、頂きますというスタイルで手を出しているのは、「天理王命」と唱えてであるが、頂くものの、最核心のものは、甘露。
だから、甘露台を囲んで勤めるのであり、そして、神から渡したいものがあるということと、人間の願うまことで頂く利益と、その二つがおやさまの教えられた神、そのものである。