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No.7692559
#36
星稜・奥川、聖地11戦目で初の登板なし「万全に近い状態でいけると思う」
2019年8月19日 6時0分スポーツ報知 # 野球# 高校野球
9回、大高の本塁打にガッツポーズで喜ぶ奥川
9回、大高の本塁打にガッツポーズで喜ぶ奥川

◆第101回全国高校野球選手権大会第12日 ▽準々決勝 星稜17—1仙台育英(18日・甲子園)

 星稜(石川)は前日に165球を投げた今秋ドラフト1位候補・奥川恭伸(3年)が先発を回避。奮起した打線が今井秀輔左翼手(2年)の満塁弾を含む7打点の活躍などで、春夏通じて石川勢最多の22安打17得点で快勝した。明石商(兵庫)は7回途中から登板した中森俊介が、2年生甲子園歴代2位の151キロをマークした。春夏連続の明石商のほか、中京学院大中京(岐阜)、履正社(大阪)も初の夏4強。星稜は準優勝だった95年以来のベスト4で、いずれも春夏通じて初の優勝となる。

 衝撃の23奪三振から一夜明け、星稜・奥川は22安打17点のお祭りのベンチに身を委ねた。「打者に頑張ってくれと言っていたけど、まさか、あそこまで打つとは。頼もしい」。今井が満塁弾などサイクル安打に王手。9回は「今井まで回せ」と声を張り上げた。先輩エースにもお構いなく、いじってくるという2年生を「緊張してガチガチだったけど、結果を出せるのはすごい」と感謝を込めてたたえた。

 智弁和歌山戦で延長14回165球を完投し、昨夜のうちに先発回避が決定。2時間のマッサージで回復に努めた。終盤2点差なら、連投で救援プランもあったが、3回までの8点で余裕が生まれた。「ほかの投手が投げていない隙を見て」4回にブルペンで立ち投げ。「全身が筋肉痛だった」というが、「全然、投げられると思った」と笑った。

 6回に伝令で2年生右腕・荻原吟哉を激励。「自分が行くと、よく打たれていたジンクスが、なくなってきた。三振に抑えてくれたのでよかった」とねぎらった。

 4季連続の聖地で11試合目にして初めて登板なし。休養日を含め中2日で迎える20日の中京学院大中京戦に向け、林監督は「準決勝は奥川だと思う」と語った。右腕は「今まで見えていなかった景色。万全に近い状態でいけると思う」。休めた羽を広げ、頂点に上り詰める。


[ 匿名さん ]
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