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No.3245137
合計:
#268
第3に、第1次世界大戦の戦場はもちろん欧州であったため、アメリカは経済的に大きな恩恵を受けた。

 さらに、大戦後もドイツに投資を行い、ドイツが経済を回復することで英仏に賠償金を支払うことが可能になった。英仏はその資金でアメリカや日本からの輸入を回復させた。

 ひとことで言えば、アメリカは「1次大戦のおかげ」で、輸出、投資ともに大きな収益を上げたのである。これが1920年代のアメリカの大きなバブル、そして1929年のウォール街大暴落、そして1930年代の大恐慌につながるのである。

 実際、そうなのだ。かんべえ氏も1920年代は「つかのまの晴れ間のような時期」と書いているとおり、明るい時代は一時的で、暗黒の前触れだったのである。

 1920年代が明るかったのは世界でアメリカだけであり、欧州も日本も大変な時代だったのである。日本では政治家の暗殺が相次ぎ、軍部が台頭し、金融恐慌があり、関東大震災があり、金本位制への復帰に揺れ、それがすべて裏目に出て、経済は大混乱し、そのなかで軍部の台頭へ歯止めが効かなくなっていった時代なのである。


[ 匿名さん ]
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