坂本花織がSP首位、自己ベスト上回る高得点…2位は樋口新葉・3位河辺愛菜
2021/12/23 21:08
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フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が23日、さいたまスーパーアリーナで開幕した。
会心の演技に笑顔がはじける坂本花織(23日)=若杉和希撮影
三つの五輪出場枠を争う女子はショートプログラム(SP)が行われ、五輪2大会連続出場を目指す坂本花織(シスメックス)が、貫禄の演技で79・23点と自己ベストを上回る高得点を出して首位に立った。
女子SPで2位になった樋口新葉(23日)=若杉和希撮影
4・57点差の2位は、樋口 新葉わかば (明大)。前回 平昌ピョンチャン 五輪をわずかな差で逃した20歳がキレのある演技を見せて74・66点をマークした。17歳の河辺 愛菜まな (木下アカデミー)が、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を成功させるなど、スピード感あふれる滑りで74・27点。僅差の3位につけた。
女子SPの演技を終え笑顔を見せる河辺愛菜(23日)=若杉和希撮影
4位は、平昌五輪4位の宮原知子(木下ク)で73・76点。17年四大陸選手権覇者の三原舞依(シスメックス)、昨年のこの大会4位の松生理乃(愛知・中京大中京高)と続いた。
フリーは25日に行われる。紀平梨花(トヨタ自動車)は右足のけがで欠場した。