178 179 を書いたものです。 匿名で申し訳ありません。
恥ずかしながら、私もHΛLさんと同じような生活を長年しておりました。 母からの仕送り、しかも数十万円単位をもらって悠々自適に暮らしておりました。 父が早くに亡くなったのですが、実家は裕福だと思っていました。 実際に私が子供の頃は裕福だったと思います。 しかし、お金があるところほど無くなっていくのも早いとは考えてもいませんでした。 私が３０になった頃から、仕送りが遅れたり、減ってきました。 それでも３０万近くはもらっていました。 その度、私は母に「ババァ、足りねーよっ！死ね」などと言っていたと覚えています。 最後に母に会ったのは病院でした。 末期のすい臓がんでした。 この時ほど後悔したことは今後もないことでしょう。 母は働いていました。 一度も働いたことのない母が働いていました。 私は知りませんでした。 実家にも帰らなかったのですから当然です。 優しかった母の面影は残っていませんでした。 母の最後の言葉が忘れられません。
「ごめんね。」
私が言うべき言葉を母が言いました。 最後まで心配させていたのでしょう。 泣いて泣いて悔やみました。
その後、初めて働くことが辛いということを知りました。 馬鹿にもされました。 でも、こんな私でもだんだん職場にも馴染んでいくことができ、昨年結婚もして今年には子供が生まれました。 もうすぐ、母のお墓も買えそうです。
私語りをさせて頂きました。 もう一度だけ考えてみてください。
