宮城県は24日午後5時半から会見を開き、仙台市内の宿泊施設で療養していた新型コロナ患者2人が無断外出していたと発表しました。2人とも連絡は取れていて、施設に戻る意思がないことから自宅療養に切り替えたということです。
1人は東横INN仙台駅西口中央で15日から療養中だった40代男性です。40代男性は23日午後8時過ぎにホテルから無断で出たと見られていて、夕食が放置されたままだったことから気付いた保健所職員が男性に電話したところ、「仙台市内の居酒屋にいる。居酒屋の場所は言えない。自分で別のホテルに泊まり、明日家に帰る」と回答したということです。そして宿泊施設には戻らない意思を示したことから、保健所長の判断で自宅療養に切り替えたということです。県は無断外出中に感染を広げた可能性はないと説明しています。
もう1人はリッチモンドホテル仙台で16日から療養していた70代男性です。70代男性は24日にホテルの代表電話に忘れ物の問い合わせをしたことから無断外出が判明しました。職員が戻るよう説得しましたが、「部屋に戻る気はない」と回答したため、自宅にいることを確認した上で、自宅療養に切り替えたということです。
差別したほうがいい
