今日、金は欲しいが働きたくない。と感じている人たちが多くいます。もちろん理由は様々で、希望の求人が無い、自身の病気や怪我、障害などで働けないなどが挙げられます。しかし、労働ができない環境での労働は、とても心細く、不安定です。子育てや介護支援、雇用者数を増やす対策として、会社での地位が安定しなくなる、生計が成り立たない、障害者の求人枠が少ないなどで、まだ満足できるような仕方ではありません。さらに体調に波があり、現在の労働システムでは、パートタイマーやアルバイトの口もほぼ無いと言っていいでしょう。在宅ワークでの口も難しいかもしれません。しかし、彼らを支える今の社会保障制度には不安があり、これから先の安心も見込めない今、彼らも生計を立てられるまでにはならなくとも、自分の体調に合った形の労働を始めることが、今こそ必要なのではないかと感じます。そんな彼らの労働を様々な法や制度の抜け道を見つけ、しっかり支えていける社会のシステムを私達が作っていかなければなりません。
