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No.11795251
#68
■終戦後、朝鮮人を利用して勢力を拡大した共産党 党史には書かれない“不都合な真実■

終戦当時、組織も資金もネットワークもなかった「日本共産党」は、その活動の多くを「在日本朝鮮人連盟」に負っていた。だが、両者の力関係はほどなく逆転する。党は、朝連の朝鮮人に入党して日本人とともに活動するよう要請し、事実上、指揮下に置いたのだ。

 在日本朝鮮人連盟(朝連)の創設メンバーだった張錠壽は、こう書いている。

「解放後になってから共産党員になった。そして、いつの間にやら細胞会議に出るようになった。朝連の組織部長になったころだと思う。(中略)このころは、『共産主義者の言うことは正しいと思う』とでも言えば、『それならおまえ党員になれ』と誰でも彼でも受け入れたから、本当の共産主義者でない者まで入党させてしまうという誤謬を犯した。(中略)朝連でもはじめは日本にいる朝鮮人は全部入るということになっていたから、民族反逆者であっても誰でも受け入れた。日本共産党もそういう形で、最初は手も足も何もないから、手足を作るために、何かちょっと“だいだい色”にでも染まってるような者だったら、みんな入れたわけだ」(『在日六〇年・自立と抵抗』社会評論社)

 これまで朝連が日本共産党(日共)と一体化して活動してきたことは、度々指摘してきた。戦時下で弾圧された日共は、組織も活動資金もなかった。このため戦後すぐに政治犯釈放運動を始め、その歓迎式典を開いたのは朝鮮人たちだった。


[ 匿名さん ]
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