在日韓国人が憤り「日本の入国規制、あまりにも一方的ではないか」
中国、韓国からの入国規制 鳥取県内でも困惑広がる
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国が発表した中国、韓国などからの入国規制を受け、鳥取県内でも影響が広がっている。休止中の国際定期便の再開時期にも影響する可能性があり、関係者は困惑している。
「あまりにも一方的ではないか」。
入国規制について在日本大韓民国民団県地方本部の薛幸夫(ソルヘンブ)・常任顧問は憤る。
昨年、日韓関係の悪化でエアソウルの米子—ソウル線が休止した後も、薛さんらは他空港を使って日韓の交流事業を続けてきたが、3月に計画していた韓国・江原道への交流ツアーはコロナウイルスの影響を受けてやむを得ず中止を決めた。
薛さんは「感染防止策は必要だが、両国民の心情が離れないよう配慮もして欲しい」と話す。