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ところで、「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」ともに、「いかに肛門まで便を届かせるか」を主眼にここまでは話してきましたが、肛門科的には、ここからがヤマ場。
「肛門まで便がきてるのに、そこから先へ降りてこない、出てこない」というタイプの排便異常があるんです。
この場合、肛門までは便がおりてくるんだから、「腸の動き」の方の問題ではないですね。同じ「便が出ない=便秘」というカテゴリーには入っても、対処・治療法としては前二つの「腸をいかに動かすか」ではなく、「届いた便をいかに出しやすくするか」の問題になってくる。

肛門というところは、普段は「肛門括約筋」で締まっています。その締められている長さは、大体2〜4cmくらい。その筋肉で締まっている肛門を、「便を押し出す力」でめりめりと開いていって、最終的には便が排出されるわけです。その「押し出す力」は、ひとつはもちろん腸自体の動き(蠕動運動)、つまり後ろの方から便が押し流されてくる圧力です。だから、「食事のあとに腸が動く」という時期に排便するととっても排便がラク。
もうひとつは「いきみ」です。いきむと、直腸の上のほうが閉じて、便が後戻りしにくくなる。残り少なくなった歯磨き粉のチューブの、出口付近を強く押すイメージです。


[ 匿名さん ]
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