★強盗強姦被告に懲役22年「人倫を大きく踏み外した犯行」/横浜地裁小田原支部
・女性7人を襲って現金を奪ったなどとして、強盗強姦などの罪に問われた平塚市長持、
無職広瀬鉄兵被告(21)の判決公判が24日、横浜地裁小田原支部であった。山田和則裁判長は
懲役22年(求刑・同25年)を言い渡した。
山田裁判長は「見知らぬ若い女性を襲って性的興奮を味わうとともに、遊興費に充てる金を
手に入れたいとの遊び半分の気持ちだった」と動機を指摘。弁護側は「若い被告には更生の
余地が残されている」と主張していたが、「女性の人格を無視し、陵辱の限りを尽くた。犯行に
酌量の余地はない」と退けた。
判決によると、被告は双子の弟の伊勢原市桜台5丁目、塗装工相吉竜太被告(21)=同罪などで
公判中=と共謀して2007年8月〜08年9月、海老名市内などで、17〜28歳の女性7人を
暴行するなどし、現金計約2万8千円とバッグなど(時価計約45万円相当)を奪ったほか、
オートバイとミニバイク計5台を盗んだ。