エフフォーリアの秋天勝利で、現３歳世代が獲得した古馬混合平地重賞は８つとなりました。
これは近年類を見ないペースで、あと７勝でレコード更新となります。
ただ、この14勝という現レコードは、３歳出走可能な混合重賞が現在48に対し、31しかない時代に達成されたものなのです。
つまり、その年の下半期は、ほぼ２回に１回は３歳馬が勝っていたという事です。
それは1976年、言わずと知れたＴＴＧ世代。トップの数頭が強いだけではなく、恐ろしく層の厚い世代であったかを示す記録と言えます。
彼等が獲得した古馬ＧⅠ級レースは年間施行数の２倍(現在換算なら28勝)。これも今後破られないであろう記録です。
