釈尊の悟りですが修行の果て悟りをひらくと実際にどうなるか？
原始経典にあるように（法華経にも一部記載があります）
六神通を得ます。
1. 神足通（じんそくつう）
自分の行きたい場所に行ける能力になります。
宇宙は十界で成り立っていますが下は地獄から上は仏界まで自由自在に行き、また見る事が出来ます。
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2. 天耳通（てんにつう）
世界のあらゆる音を聞き取ることが出来る能力です。普通は聞こえないほど小さな音でも、ハッキリと聞くことができる超人的な耳と言えます。
3. 他心通（たしんつう）
他者の心の声が聞こえる能力になります。相手が何を考えているのか、心の奥底に抱く気持ちが手に取るようにわかります。
4. 宿命通（しゅくみょうつう）
自分や他者の過去の境涯を想起する能力。
1、2、3、4、10、100、1000、10000の生涯を想起する。
幾多の宇宙の生滅を通して想起する。
生命あるものの死と生に関する知（死生通）に心を傾ける。
仏眼によって、因果・輪廻の様を知る
5. 天眼通（てんげんつう）
全ての因果応報、過去、現在、未来のすべてを見通すことのできる能力ともされています。
6. 漏尽通（ろじんつう）
煩悩が尽きて、生まれ変わる必要がないときに得られる能力で、つまり悟りの境地に達した者だけが会得出来る能力です。煩悩が溢れて漏れてくる者には、漏尽通の能力を得ることは出来ないとされます。漏れてくる煩悩がなく、煩悩が尽きているから漏尽通と言うのであって、この能力により世の理のすべてを認識することが出来るとされます。
