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⛩️ 神道・仏教


No.5704075
合計:
#277
よく日蓮正宗の信者が口にする「広宣流布」の四字熟語ですが、法華経の薬王菩薩本事品のサンスクリット原典・ビルヤダルシャナの章にはこの言葉に相当する箇所はないのです。

翻訳者のクマ・ラジーバは四字熟語に訳していますが適切ではありません

漢訳

我が滅度の後、後の五百歳の中に 閻浮提に広宣流布して、悪魔、魔民、諸天、龍、夜叉、鳩槃荼等に、其の便を得せしむることなかれ

サンスクリットからの現代語訳

私が世を去って後に、少なくとも五十年の間は、ジャンブ州(ガンジス川流域)に絶え間なく宣べて行き、途絶えさせて、悪魔や魔民、神群、ナーガ(コブラ)、鳩槃荼とうから無関係であらねばなりません。

クマ・ラジーバは五十年を五百年に十倍し、インドの一地方を全世界であるかの如く表現し、「広宣流布」と漢字の常識を持ち込んで訳した為に、四字熟語として定着し後には一種のスローガンになりました。
本来の意味は仏陀の死後50年間は絶えることなく宣べることによって好ましからざる存在を遠ざける一種の魔除けの言葉だったのですが、そんなショボい意味では中国人に受け入れて貰えないので誇張して翻訳しているのです。


[ 匿名さん ]
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