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⛩️ 神道・仏教


No.5704075
合計:
#873
>>869
疑つて云くいかにとして汝が流罪・死罪等を過去の宿習としらむ
答えて云く銅鏡は色形を顕わす
秦王・験偽の鏡は現在の罪を顕わす
仏法の鏡は過去の業因を現ず

般泥洹経に云く
「善男子過去に曾て無量の諸罪種種の悪業を作るに
是の諸の罪報は或は軽易せられ・或は形状醜陋・衣服足らず
飲食麤疎・財を求むるに利あらず
貧賤の家邪見の家に生れ・或は王難に遭い・及び余の種種の人間の苦報あらん

現世に軽く受るは斯れ護法の功徳力に由るが故なり」云云、
此の経文・日蓮が身に宛も符契のごとし狐疑の氷とけぬ千万の難も由なし
一一の句を我が身にあわせん、或被軽易等云云、法華経に云く「軽賤憎嫉」等云云
二十余年が間の軽慢せらる、或は形状醜陋・又云く衣服不足は予が身なり
飲食麤疎は予が身なり求財不利は予が身なり
生貧賤家は予が身なり

或遭王難等・此の経文人疑うべしや、法華経に云く「数数擯出せられん」
此の経文に云く「種種」等云云

斯由護法功徳力故等とは摩訶止観の第五に云く
「散善微弱なるは動ぜしむること能わず
今止観を修して健病虧ざれば生死の輪を動ず」等云云
又云く「三障四魔紛然として競い起る」等云云

我れ無始よりこのかた悪王と生れて
法華経の行者の衣食・田畠等を奪いとりせしこと・かずしらず
当世・日本国の諸人の法華経の山寺をたうすがごとし
又法華経の行者の頸を刎こと其の数をしらず此等の重罪はたせるもあり
いまだ・はたさざるも・あるらん、果すも余残いまだ・つきず
生死を離るる時は必ず此の重罪をけしはてて出離すべし、功徳は浅軽なり此等の罪は深重なり

(堀日亨編纂 新編御書P.232) つづく

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