遊ぶ金欲しさに同僚の腕時計を盗み換金 22歳の男性陸士長を免職処分 陸上自衛隊米子駐屯地
3/24(金) 12:18配信
BSS山陰放送
鳥取県米子市にある陸上自衛隊米子駐屯地は24日、同僚の腕時計を盗み検挙された男性陸士長を免職の懲戒処分としました。
24日付で免職の懲戒処分を受けたのは、米子駐屯地・第8普通科連隊所属の22歳の男性陸士長です。
米子駐屯地によりますと、男性陸士長は1月13日午後5時ごろ、米子駐屯地内の居住隊舎で、遊ぶ金欲しさに同僚の部屋から腕時計を盗んだということです。
部屋は無人で施錠されておらず、腕時計は、鍵がかかっていないロッカーに入っていて、16日に被害に気付いた同僚が上司に報告。警務隊が捜査したところ、男性陸士長が米子市内の買取り専門店で腕時計を売却していたことが発覚したということです。
陸士長は事実関係を認めていて、「軽率な行動だった」と話しているということです。
米子駐屯地では、3月6日にも、市内の飲食店の駐輪場にあった自転車を盗んだ20歳の男性陸士長が、停職10日の懲戒処分を受けています。
米子駐屯地は、「国家国民を守るべき自衛官が、今回このような検挙事案を起こしたことは誠に遺憾であります。今後このような不祥事が発生しないよう、本件を教訓として、隊員1人1人に対し厳格に規律を維持して事故の絶無に努めます」とコメントしています。
