爆サイ.com 南関東版

👠 ストリップ踊り子


No.11786338
#587
彼女は、その時々の自分の気持ちが如実に反映した演目を作る傾向が強い。それ故、作風は軽い眩暈を感じるほどに振り幅が大きい。「本当は犬派」では釣り竿で縄跳びし、「ウィークエンドシトロン」ではステージ上で派手にコケる。「はないちもんめ」では唐突に習字を始め、かと思えば「エイリアオン」ではファンキーな宇宙人に扮する。プライベートでポーカーにはまれば、「Poker」という趣味性全開の演目を出すという具合だ(苦笑)
もちろん、ユニークな演目を出す一方で緻密に練り上げられた意欲作やファッショナブルでガーリーな演目、アイドル色全開の演目も色々作っている。また、彼女が他人からのレンタル演目を踊るとあたかも恋沼オリジナルと見紛うほど自分の個性に引き付けたステージにしてしまう。
恋沼あおには、しっかりしたオリジナリティーと確たる表現スキルが備わっているのだ。ほとんど、スーパー・レディーである。

数多ある恋沼演目の中で僕の好きな作品は枚挙に暇がないが、特にフェイヴァリットなものを挙げると「シルクハット」「I’m a Princess.」「クリスマス」「はないちもんめ」「ビターチョコレーション」、それと浅井ひなみの「星月夜」である。
だが、それらとはもはや別枠と位置付けている珠玉の名作がある。2周年作「想」だ。初出しの時からそのハイ・クオリティーさに震えたが、2023年9月6日大和ミュージック劇場3回目に踊ったステージを見ていたら、ラストの暗転前で不覚にも感極まって落涙してしまった。

それと、2023年11月9日大和ミュージック劇場3回目に踊った「あお太郎」。春野いちじく「いちじく太郎」の恋沼版で、作品のモチーフは桃太郎である。要するにどう考えても泣くような演目ではないのだが、立ち上がりが言葉を失うくらいの素晴らしさで感激のあまり泣きそうになった。それくらい、凄いカタルシスだったのである。
あとで本人に伝えたところ、「『想』で泣くのは何となく分かるけど、これで泣きそうになるのは意味が分からない!」と笑われた。そりゃ、そうだろうな(笑)


[ 匿名さん ]
TOP