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林理事長会見に日大の学生参加、「あきれる気持ち」ぶつける…以前は「不祥事に触れてはいけない暗黙の了解あった」
読売新聞 / 2023年12月5日 9時29分

記者会見に臨んだ(右から)大久保さん、喜多さんら日大新聞のメンバー(4日午後、東京都千代田区で)=帖地洸平撮影

 日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件を巡り、林真理子理事長が4日、8月以来約4か月ぶりに記者会見した。この間、部員の摘発は4人に拡大し、大学上層部の混乱が明らかに。「改善計画を断固たる決意で実行し、不祥事の原因の除去と改革に全力を注いでいく」と述べた林理事長だが、具体的な対応や時期に言及することはなく、歯切れの悪い会見となった。

 日本大学の記者会見には、学生が主体となって取材・編集している「日本大学新聞」の記者も参加した。

 「一学生として、あきれる気持ちでいっぱい」。会見終盤、取材部長で法学部3年の大久保叶愛かなえさん(22)は林真理子理事長に、この間の思いをぶつけ、就職活動への影響を抑える具体策を聞いた。

 日大新聞は1921年の創刊。月刊で1400号以上を発行しているが、2018年に起きた「危険タックル問題」は報じなかった。編集長で法学部3年の喜多瑞輝さん(21)は「不祥事に触れてはいけないという暗黙の了解があったと思う」と語る。

 だが、21年に田中英寿・元理事長の脱税事件などが相次ぎ、「今回取り上げなければ、今後も不祥事に触れられなくなる」と積極的に扱うように。今回の事件では、8月の記者会見を1面で詳報し、アンケートを実施して就活への影響を心配する学生たちの本音を紹介した。

 9月号の1面で、「『日大生としての誇り』を学生や卒業生が持てるように、新体制は本学全体のあらゆる活動に目を向け、聖域なき改革を果断に実行する覚悟を決めてほしい」と訴えた喜多さん。「大学上層部が内輪もめしている場合ではない。学生視点の記事を書き、学生の苦しい胸の内を伝えていきたい」と話している。


[ 匿名さん ]
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