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🐰読売ジャイアンツ選手

選手・監督・コーチ

No.3963786
#702
フランシスコ事変(サヨナラインフィールドフライ)
2015年5月4日での対広島戦で発生した珍事。
9回裏1死満塁の場面で広島のバッター・小窪哲也は投捕間の内野フライを打ち上げ、これに対して二塁塁審と三塁塁審がインフィールドフライを宣告。この時点で打球がファウルにならない限りバッターアウトは成立しているが、捕球を試みた三塁・村田修一と一塁・フランシスコがフライをお見合いし落球。これに対し、各審判はインフィールドフライのジャッジを示し、走者はフォースの状態ではないから塁に留まるのがセオリーである。

ところが、村田が打球に触れたと判断*10し、なおかつこの時点でインフィールドフライを把握していなかった球審の福家英登(ふけ・ひでと)は、インフィールドフライの宣告をすることなくフェアジャッジ。また、三塁塁審のインフィールドフライ宣言をグラウンド上の誰よりも間近で聞いていたはずの三塁ランナー・野間峻祥が何故かホームへ全力疾走*11。

フランシスコは村田が落球したボールをすぐさま拾ったが、インフィールドフライが宣告されていることに気付いていないのか、野間にタッチするのではなくホームベースへの触塁を選択。福家はこれをフォースプレーと判断して自信満々のアウトコール。そして、フランシスコが一塁送球の構えを見せる間に全力でホームに突入していた野間はホームベースを踏むが、福家はこれも完全にスルー。

これに対して広島・石井琢朗三塁ベースコーチが即座にアピール、更に緒方孝市監督も加わり抗議。インフィールドフライが宣告されているためフォースの状態は解除されており、フォースアウトは成立せず、三塁ランナーの野間に直接タッチしていないため、広島サイドの抗議を受けて判定が覆りセーフ。広島はなんとも珍しいサヨナラ勝ちを決めた。

球審の福家*12、野間*13、フランシスコ*14の三方がアレだったこと*15からこそ成立した劇的な珍プレーであるといえる。

ちなみに、1991年6月5日の横浜大洋ホエールズ対広島東洋カープ戦でも似たようなケース*16が発生しており、緒方監督は選手としてこの珍しいケースを目撃、また石井(当時は忠徳)*17コーチも大洋ベンチにいたためこのケースを熟知していたと考えられ、この事がプレー直後の審判への抗議に繋がったと思われる*


[ 匿名さん ]
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