爆サイ.com 南関東版

🪓 メルティブラッド攻略・地方


No.630572
合計:
#554
すると彼女は綺麗な青い瞳で見つめる。そしてその瞳から、一滴の涙がぽろりと、
「!な、なぜ泣く!?」
七夜が驚きの声を上げると、彼女は涙を拭いながら、
「だ、だって・・・だって志貴が・・・私とデートしてくれないって・・・」
「いや、しかし・・」
が、彼女は言葉を遮って、
「志貴私とデートしてくれるって言ったもん!志貴私とデートしてくれるって言ったもん!
 志貴私とデートしてくれるって言ったもん!・・・・」
「ま、待て!わかったから、とりあえず落ち着いて話を・・・」
と、そこで、彼女が震えるような声音で言ってくる。
「・・・じゃあ、私とデートしてくれる?」
そして彼女は涙に濡れた瞳でさらに上目遣い。
もう、信じられないほどのかわいさで上目遣いなんかして、
「・・・誰だよ・・・はあ」
もう、わけがわからなくなった。
それに彼女が、
「・・・もぉ・・・志貴ってば恋人の名前を忘れちゃったの?」
また、照れたような赤い顔で言ってきて。
それはもう、演技のレベルを超えていた。
ちらっと白レンを見て、
「やれやれ・・・」
七夜は疲れきった声で言った。
「あ〜俺全く寝てないからさ、デートはまた今度ということで・・・」
が、そこで。彼女の瞳からまたも涙がぼろぼろとこぼれだす。
「・・・・いや、だからなぜ泣く?全くわからん。・・・やっぱり無理だ。
 俺は徹夜5日目だから、寝て英気を養わないと梅サンドを乗り越えられない」
すると、彼女は、やっとわかってくれたのか、残念そうな顔で言ってくる。
「・・・そう・・・そうよね。志貴にも事情があるもんね・・・無理強いはできないよね」
「とか言いながら、なんで氷を出してるんだ?」
「え?これは氷じゃないよ?私の愛だよ?」
そして頭上の氷が光って、
「愛してるわ志貴♡」
「ちょ、待・・・!」
「愛してるわぁあああ♡」
「ぐああああああああああ!?」
次の瞬間七夜は愛の重みに押し潰されて意識をぶっとばされた。
「さあ、行きましょう志貴♡」
「・・・・・」
白レンはぼろぼろになった七夜を引きずって町に歩いて行った。


続くのか?


[ 匿名さん ]
TOP