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💉 新型コロナ・感染症総合


No.8805619
合計:
#570
風邪症候群の原因となる病原体は80~90%がウイルスと言われている。主なウイルスとして、ライノウイルス、コロナウイルスが多く挙げられ、続いてRSウイルス、パラインフルエンザウイルス、アデノウイルスが続く。アデノウイルスやパラインフルエンザウイルスは比較的、子どもが感染することが多いと言われている。ウイルス以外では一般細菌、肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミドフィラなどの特殊な細菌が原因となる場合もある。空気中に浮遊しているこれらの原因となる病原体が、気道内に入って気道の粘膜に付着して侵入・増殖し、鼻・咽頭・喉頭といった上気道に急性炎症が起こり、さまざまな疾患を引き起こすことが風邪症候群のメカニズムである。患者のくしゃみなどで飛び散った飛沫から感染することもあるが、気道内にウイルスが侵入しても風邪症候群を発症するかどうかは、患者が置かれた環境や患者自身の免疫力などの要因によって変わる。

症状
自覚症状として鼻水や鼻づまりなどの鼻症状、喉の痛みなどの咽頭症状が挙げられる。その他に患者によっては発熱や頭痛、全身の倦怠感を訴える場合もある。気道の炎症が上気道だけに留まらず、気管や気管支などのその先の気道まで広がると咳やたんなどの症状も出てくる。くしゃみや鼻水、咳やたんなどの症状は人体にとって異物である病原体を身体から追い出すための生体反応の1つで、上気道の炎症も侵入しようとしてくる病原体に対抗する身体の免疫反応の1つである。風邪症候群は年代、男女の関係なくあらゆる人が発症し、健康な人の大半が発症するごく一般的な疾患といえる。

検査・診断
風邪症候群は問診と診察の情報から診断することが一般的であり、インフルエンザの流行期には迅速抗原検査で鑑別する。ただ、一般的には原因となる病原体の特定は困難な場合が多く、他の疾患を鑑別するために、血液検査や咽頭培養を行うことがある。


[ 匿名さん ]
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