婚姻関係にあるとウソの申請を東京出入国在留管理局にしたとして、タイ人の女と日本人の男が警視庁に逮捕されました。
入管法違反の疑いで逮捕されたのは、タイ国籍でマッサージ従業員のコスギ・スプリヤナット容疑者（41）と東京・台東区の会社員・小杉秀紀容疑者（55）です。
2人は今年6月29日、東京出入国在留管理局に婚姻関係にあるとウソの申請を行い、在留期間を不正に更新した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、コスギ容疑者らは3年前、杉並区役所に婚姻届けを提出しましたが、その際記載された葛飾区の住所に現在、家は存在せず、2人は別居していて、夫婦としての実態がなかったということです。
取り調べに対し、2人は容疑を否認していますが、警視庁はコスギ容疑者が在留資格を得る目的で偽装結婚をしたとみて、くわしく調べています。
