延長戦(11回)ノーヒットノーラン + サヨナラホームラン 阪神タイガース 江夏豊
首位中日と0.5ゲーム差で迎えた1973年8月30日の阪神ー中日戦(甲子園球場)。
この決戦に勝てば、阪神が首位に浮上する天王山だ。
この時点で、24勝を挙げていた江夏豊が中2日で先発。
江夏豊は肩に違和感を覚えながらも、9回をノーヒットノーランに抑えた。
しかし味方の援護がなく、0−0 で延長戦に。
江夏は10回も11回もノーヒットノーラン。 しかし味方も得点できず、0−0のまま11回裏に。
その11回裏、打順が回ってきた投手の江夏が、中日の松本からサヨナラホームランを放った。
これは日本プロ野球史上初となる、延長戦ノーヒットノーラン+自身によるサヨナラホームランである。
いまだ誰も成しえていない。