北川 博敏
1994年に阪神タイガース入団。しかし出場試合が少なく途中で近鉄バファローズにトレード。
すぐに梨田昌孝監督に認められ一軍定着した4月28日にプロ初本塁打。5月27日の誕生日にサヨナラ安打。その後2週間後にもサヨナラ安打。サヨナラ男・ラッキーボーイと呼ばれた。
そして9月26日の135試合目、同年度最終戦。(本拠地大阪ドームでの対オリックス戦)
5対2と、3点負けていた九回の裏。 近鉄は優勝あきらめムードが漂ったが、最後に意地でフルベースに。
ここで梨田監督は、代打に北川を指名。
大久保が投じた4球目のスライダーを北川はフルスイングした。
打球はグングン伸び、バックスクリーン左横に飛びこんだ。
『代打』『逆転』『釣銭無し』『サヨナラ』『優勝決定』『満塁』ホームラン。 5対6。 この一打で近鉄の優勝が決まった。