爆サイ.com 南関東版

📊 政治・経済ニュース


No.2634802
#977
6.日本の繁栄は沖縄の切り捨ての上に
(1)6月23日  沖縄の終戦
 日本で終戦記念日と言えば、たいていの人は8月15日を思い浮かべます。しかし沖縄で戦争が終わった日は6月23日です。戦争末期の1945年、アメリカ軍は3月26日に慶良間諸島へ、4月1日には沖縄本島への上陸作戦を開始しました。激戦の末、6月23日には日本軍の組織的な抵抗が終わり、沖縄はアメリカ軍の占領下に置かれることになったのです。
 戦争では日本本土も空襲を受け、広島市や長崎市には原爆が投下されて、民間人が犠牲になりました。また当時は日本領であったサイパンやグアムでも激しい戦闘が行われて、多くの犠牲者を出しました。しかし日本国内で地上戦が行われ、民間人が戦火に巻き込まれたのは沖縄だけです。
 沖縄県の資料によれば沖縄戦での死者数は、アメリカ軍兵士約1万2000人、日本軍兵士約6万5000人に対して、沖縄県民は約12万人です。その内訳は現地召集された軍人・防衛隊・鉄血勤皇隊など約2万8000人、住民の戦闘参加者約5万5000人、一般住民約3万8000人——となっています。


[ 匿名さん ]
TOP

本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。