犬はまるで公安のスパイのように身分を隠して店に行くが、結局はバレてしまう悲しい夜の物語。
女・いらっしゃいませー
犬・やあ久しぶりだね、４年ぶりだけど俺が分かるかな？
女・あっ、え〜と前の冬季オリンピック以来って事ですよね？（やべ〜知らないなぁ、このハゲ）
犬・うん金が無いし髪も無いしで家で毎日キミ達のブログを見てたよ。
女・お飲み物は何にされますか？犬・４年前のボトルを出してくれないか。ワンドリンクは作れる量は残したはずだからさ。犬だけにワン、なんちゃって。
女・（少し残した４年前のボトルだとう、セコい客だなぁ怒）
あっすみません４年前のだともしかしたら流したかもしれません。犬・えっそうなの？ じゃあウイスキーをストレートで。
女・量はシングルとダブルのどちらがよろしいですか？
犬・ワン！
女・えっ？ワン？イチ？ シングルって意味ですか？
犬・だからワンで。
女・じゃあシングルですね（面倒くせえ客だなぁ、ワンワンってお前は犬かよ。あっもしかしたらこの客が爆砕で一番嫌われてる犬ってヤツかな？ まさかね）
犬・ところで青い鳥っていう老人は来てるのかな？
女・あっ〇〇さんのことですか？ たまに来てますがお知り合いですか？
犬・うん知り合いっていうか爆砕っていう職場で知ってね。あっ職場じゃなくてサイトなんだけど、犬って呼ばれてる人がキミ達を必死に守ってるようでスゴいなぁ犬って思ってね。
