ある朝起きると、ドライブへ行こうと車に乗って高速へ。海老名で運転を交代したから、ディズニーランドへ行くのかと思っていると、東京外環自動車道から東北道へ。暗くなるころ一軒家にたどり着いた。彼女は「ただいま」と言う。やられた。
「お嬢さんとお付き合いさせて頂いてます。今日はご挨拶にと伺いました。スーツでと申しましたが、お嬢さんは、遠距離だし普段の私たちを見てもらいたいし、まだスーツで行く場面でもないと言われるので、普段着で参りました。ご無礼お許しください」みたいなことを口走っていた。
当たり前だが風俗嬢にも親はいる。遠方で一人暮らしだとあれこれ心配する。うるさい。黙らせる手は、彼氏を紹介すること。当然、質問攻めにあうが、目的は彼女を守ること。親にいい顔ばかりはできないい。いまは仕事がわかってきて面白くて仕方ない時期、ボクも賛成している、ただ、遊びで付き合っているわけではないから、今後のことは２人で考えています。お嬢さんの事を心配するのは当然だけど、信じてあげてください的な、空手形を切るわけです。そのときは。
けど、いつも仕事が順調なわけではない。落ち込んだ時、彼女はボクの言ったことを一言一句間違えずに繰り返すわけです。風俗嬢は特別に強いわけでも、母性本能の塊というわけでもないんです。弱い一面もある。そういったとき『頼りになる』かが、恋愛の前提条件だったりします。
と素人童貞じじいが妄想していましたとさと
