彼女はどうしても一人でいられない人で、いないと寂しくてホストへ行ってしまう。帰れないから迎えに来て、これが何回かあったので別れた。別れて半年して電話があった、客からもカネを借り店に電話がかかってくるようになり店に居られなくなった、ヤバいところからもかなり借りた。もうここには居られない、東京へ夜逃げするしかないと思う。おカネがないから送ってもらえないかと。仕方ないから迎えに行き高速入口に向かうと、「えっ、高速で行くの？」。仕方ないから下道で向かう。途中、ホテルを見かけるたびに彼女が目で追う。一発やればかくまって貰える、そんな甘い考えがみられた。かまわず東京に向かい、早朝吉原についた。ウィークリーマンションのカネを払って、とりあえず風呂にはいりさっぱりしてから激しくやった。これで安心という表情になった。お腹空いたね、メシ食いにいくぞと、ソープ街を歩いて喫茶店に行き、昼飯を食べた。帰り道に「ここよさそうじゃん、面接受けよか」。えっという表情になる。構わず女性コンパニオン募集してますかと聞いて、そのまま面接を受けさせた。何件目かで、じゃあ今日から働くかという店があり、彼女を置いて、帰ってきた。
