小林製薬「紅麹」問題 意図的な毒物混入の可能性も サプリメント潰しが目的か
小林製薬の「紅麹」が大きな問題になっているが、あるロットだけに未知の毒物が入っており、
犯罪の可能性もあるとのことだ。
以下、FNNニュースからの抜粋。
「小林製薬『紅麹』で死亡事案か 検出された“未知の成分” 『ヒューマンエラーか、
意図的な混入も…』と専門家は犯罪の可能性も指摘」 (FNN 2024/3/26)
東京大学名誉教授 唐木英明さん:サプリメントに“未知の成分”が入っていたということですが、
サプリメントではなくて、『ある時期』に作った『あるロット』だけに、
ほんの一部の製品に、“未知の成分”が入っていたということです。
ということになると、紅麹全部が危ないのではなくて、あるロットだけが危険になったということです。
そうすると考えられることは、そこに危険なものが、その時期に混入したということです。
なぜ混入したのかは、いま全く分かりませんけれども、可能性としては、1つはヒューマンエラー。
何かの間違いで、安全管理の網をくぐって、危険なものが入ってしまった。
もう1つは、何らかの犯罪行為があって、有毒物をそこに混入させたという可能性は、否定はできません。
原因の特定には少なくとも、1、2カ月かかるとも言われているが、必ず特定はできるのだろうか?
東京大学名誉教授 唐木英明さん:原因物質を突き止めることが、いま何より大事なんです。
原因物質がはっきり分かることによって、いま健康被害を起こしている方の治療法も明らかになりますし、
どの商品を回収しなくちゃいけないかということも明らかになるし、
それから今後二度とこういうことが起こらないためには、どうしたらいいのかということも明らかになります。
要するに原因物質をはっきりさせるというのが、いま何よりも大事なことです。」