【第三の候補】ケネディ氏が米大統領選で注目されている理由…
ウクライナ危機でバイデン批判、反ワクチンやコロナ関係の陰謀論を展開
2024/03/30(土)
■ロバート・ケネディJr.:二大政党(特にトランプ)に脅威?
それでは、現在24年大統領選挙に参加する可能性があると指摘されている候補について、
簡単に紹介しておこう。
ロバート・ケネディJr.は上院議員も務めたロバート・ケネディ元司法長官の息子で、
ジョン・F・ケネディ元大統領の甥にあたる。環境問題専門の弁護士として活動してきたが、
最近では、反ワクチンやコロナ関係の陰謀論を展開して注目を集めた。
例えば、新型コロナウイルス(COVID19)は白人と黒人を攻撃のターゲットとしている、
それに最も免疫があるのはアシュケナージ系ユダヤ人と中国人だ、という発言は、
本人は曲解されていると主張しているものの、多くの注目を集めた。
他にも、ウクライナ危機の発生はバイデンに責任があるとバイデンを批判したり、
ワクチンの安全性をめぐって表現の自由が攻撃されたと主張したりしている。
また、大企業優遇策も批判している。