インフルエンザ流行拡大 複数の保健所管内で「警報」基準超える 定点あたりの患者報告数《新潟》
11月24日 テレビ新潟
11月24日に発表された新潟県感染症情報によりますと、インフルエンザは県全体で「注意報」基準を超えていて、複数の保健所管内では「警報」基準を超え、流行拡大が続いています。
県内の定点あたりのインフルエンザの患者報告数は、11月13日（月）から11月19日（日）の1週間で、19.78で前週の13.55に比べ増加しました。県は11月2日から県内全域に「注意報」を発令していて、これで4週連続です。
県内13の保健所のうち3つの保健所管内では「警報」基準を超えています。
定点あたりの患者数は、佐渡保健所管内で81.67、新発田保健所管内で38.14、村上保健所管内で33.00など「警報」基準を大きく超えています。
県によると学校や児童福祉施設での集団発生も報告されているということです。
インフルエンザは、定点あたりの患者数が1を超えると、「流行期入り」、10を超えると「注意報」、30を超えると「警報」基準とされています。
一方、新型コロナウイルスの定点医療機関あたりの患者報告数は、2.16で、前週の2.30より減少、4週連続で3を下回っています。
県は、季節性インフルエンザも新型コロナも基本的な感染対策は同じとして、症状があるときは外出を控えるなど注意を呼び掛けています。
