新潟西警察署と県警機動捜査隊は18日、既婚者であることを隠して交際していた女性に、結婚の意思があるかのように話し、約300万円をだまし取っていた疑いで村上市の無職の男を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、村上市山居町の無職、鈴木充洋容疑者(48)です。
警察の調べによりますと、鈴木容疑者は去年9月ごろSNSのサービスを通じて知り合った40代の女性に対し、自身が既婚者であることを隠して交際。結婚や結婚後に一緒に住む意思がないのにあるように装って「新潟市西区青山に土地を持っている。結婚したら一緒に住む家を建てたい。新居で使う家具の購入資金をだしてくれないか。自分は一級建築士所事務所の常務をしていて、11月にボーナスが入るのでそれで返済する」などとウソを言い、10月上旬から下旬までの間に、13回にわたって女性から合計で約300万円をだまし取った疑いがあります。
その後、女性が鈴木容疑者が話していた一級建築士事務所に電話したところ、鈴木容疑者が勤務していなかったことがわかり、女性が警察に相談して、事件が発覚しました。
鈴木容疑者は「自分がやったことに間違いありません」と容疑を認めているということです。警察で余罪も含め詳しく調べています。
