駅近くの郵便局へ用事があったのだが
北側道路が先日の雪でガチガチに凍りついていた
一般の通行人や郵便局へ用事のある人達も
すってんころりんを恐れてそろりそろりと歩いている
そんな中、女子職員さんが自分も足元が不安定なのに一人で凍結した雪と戦っている
自分は思わず「男共に塩を撒いてもらった方が早いですよ」と声をかけた
彼女は苦笑いだった
用事を済ますために郵便局の中へ
窓口業務をしている男共が6人はいただろうか?
窓口の若い男性職員に送金の手続きを聞きATMで処理するよう促された
実質の会話は20秒ほどだった
郵便局を出ると先ほどの女子職員は相変わらず一人で凍結した雪と格闘している
どのようないきさつで彼女が一人で除雪をすることになったのか分からんが
心が寒くなった
ただ彼女の「ありがとうございます」が胸に突き刺さった
おわり